赤羽根医院

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赤羽根医院ブログ

お尻から血が出るときは?

2019.09.22

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皆さん、お尻から血が出たことはありますか?私はあります。
トイレでお尻から血が出ているのを見たりするとびっくりしますよね。
お尻からの出血については血の色や出方によって疑う病気や対処は変わります。
今回はそんなお尻からの出血に気づいた時に考えられる病気や対処法についてお話します。

  • 排便時に真っ赤な血が出る、便自体は赤くない

多いのは痔核、裂肛など肛門からの出血です。通常は痔核の方が出血量が多く、痛みは伴わないことが多いです。(痛みを伴うこともあります)
排便後にぽたぽたと出てくることが多いですが、ひどい場合にはピューっと噴出するように出血することもあります。
一方、裂肛の出血は紙につく程度で排便時に痛みやかゆみを伴うことが多いです。
いずれも緊急を要する疾患ではありませんが、痔核などで大量の出血がある場合には貧血の原因となることもあります。
痔疾用の軟膏などで改善する場合もありますが、手術などが必要になる場合もあります。また、一見痔のように見えて腸に病気がある場合もあります。
痛みが強い場合や出血が多い場合、なかなか出血が止まらない場合には早めにご相談ください。

  • 便の代わりに血が出てくる

いわゆる下血です。出血は赤い場合もありますし、少し黒っぽいときもあります。
憩室出血などの急を要する疾患の可能性がありますのですぐに受診してください。
憩室出血とは腸にできる凹み(憩室)からの出血です。腸の筋肉には血管が通るための穴が開いていますが、これが広がってくるとと憩室となります。憩室内には血管があり、この血管が何らかの原因で傷つくと憩室出血となります。痛みがなく、多量の血液が出てきます。多量に出血する場合があり、輸血が必要になることもあります。
通常は大腸内視鏡検査を行い、止血処置を行いますが出血が多い場合には大きな病院にご紹介します。
また、ポリープをとるなどの処置を行った方は処置を行った病院にすぐご連絡ください。

  • 血の色が赤黒い

赤黒い便が出てくる
腸の炎症や大腸がん、ポリープなどの腫瘍により腸から出血している可能性があります。腸炎であればお腹の痛みを伴うことも多いです。通常であれば出血量は見かけほどは多くありませんが、腸に病気がある可能性が高く、大腸の内視鏡検査を行う必要があります。
腸炎については重症度や原因を調べるために、内視鏡検査を行う必要がありますし、ポリープならばその場で切除できることもできます。切除できない大きなポリープや大腸がんの場合は専門の施設にご紹介します。

  • 粘液と血が混じった便が出る

イチゴゼリーのような血と粘液が混じったような便が出ます。
こちらは腸の炎症により起こる事があり、さらにアメーバ性腸炎や潰瘍性大腸炎などの長く続く病気の可能性もあります。これらの病気がないか確認するために大腸内視鏡検査を行う必要があります。

  • 黒い便が出てくる

イカ墨のように黒い便が出てきます。これも血便の一種ですが、どちらかといえば大腸などより胃や十二指腸など口に近い部分の出血を疑います。血液が消化された結果、黒くなってしまいます。黒い便が出た方は胃潰瘍や胃がんなどがないか確認するために早めに胃の内視鏡を行うことをお勧めします。また、貧血の薬を飲んでいる場合には便が真っ黒になることがありますが、これは正常です。

  • お尻から血が出てくるときはやはり内視鏡検査は受けたほうが良い

肛門からの出血で多いのは確かに痔などの肛門からの出血なのですが、痔だと思って放置していると思わぬ病気が隠れている場合があります。
大腸がん検診で行われる便の潜血検査も便の中に含まれる少量の血液を検出する検査です。それだけ便の中に血液が混じっているというのは危険な病気が隠れているというサインなのです。
お尻から血が出てきたときは「どうせ痔だろう」と思っても一度はご相談ください。

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