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赤羽根医院ブログ

帯状疱疹ワクチンの接種について

2021.04.03

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皆さんは帯状疱疹という病気をご存知でしょうか?
帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)のウイルスによっておこる病気ですが、水ぼうそうそのものとは少し違った病気になります。
人が初めて水ぼうそうのウイルスに感染した場合は水痘になり、熱や全身の発疹が出ます。(最近は予防接種が行われるようになったので徐々に少なくなっている病気ではあります)
水ぼうそうが治ったとき、その患者さんは水ぼうそうのウイルスに対する免疫を持っていますが、水ぼうそうウイルスは体の中から完全にいなくなるわけではなく、体の片隅(主に神経の中だといわれています)でひっそりと生き続けます。

帯状疱疹ってどんな病気?

水ぼうそうになってから数十年が経過し、免疫機能や体力が落ちてきた頃に神経の片隅にいたウイルスが活動を始め、帯状疱疹になります。帯状疱疹の場合、ウイルスが神経の中で活動をするのでピリピリした痛みが出るのと神経の走行に沿って(体にできる場合には背中からお腹へ帯状に)水ぶくれのような発疹ができるのが特徴です。上半身にできることが多いですが、顔や頭、肛門の周りなどにできることもあります。

通常、ウイルスを退治する薬を飲んでもらったり軟膏をつけたりして治療を行いますが、発疹自体は良くなっても神経の痛みは長く続く場合もあります。(ウイルスが退治されてもウイルスが暴れた後の神経に損傷が残るためだとされています。びりびりとした痛みが長く続きます。)
また、帯状疱疹を一度起こした後に、すぐにまたなるという事は多くないのですが(通常は帯状疱疹を起こすことによって水痘のウイルスに対する免疫が強化されます)、人によっては何度か繰り返す事もあります。

帯状疱疹ワクチンって?水ぼうそうのワクチンとは違うの?

水ぼうそうのワクチン自体は以前からあり、主に小児に対して日々接種が行われています。
こちらのワクチンを再接種することでも、ある程度帯状疱疹を予防できるとされています。
しかし、帯状疱疹については免疫の機能が落ちてきた頃になって発症するため、その頃にもう一回打っても免疫のつきがあまり良くなかったり、効果が十分に持続しなかったりする場合があります。
また、50代以上となってくると癌などで化学療法を行っている方や、リウマチなどで免疫を抑える治療を行っている方が増えてきます。子供向けの水ぼうそうワクチンは生ワクチン(病原性を弱くしたウイルスを使ったワクチン)なのですが、これらの方が「生」ワクチンを打つとそのウイルスに感染してしまう場合があります。
これらの点を踏まえて開発されているのが帯状疱疹ワクチン「シングリックス」です。

シングリックス
水ぼうそうのワクチンのうち免疫賦活剤と呼ばれる部分を工夫することによって強い免疫反応を起こし、水痘ウイルスに対するしっかりとした免疫を付けるワクチンです。
50歳以上の方を対象としています。
2020年1月に発売になった新しいワクチンですが、海外では以前から普及しています。日本では比較的最近に販売開始となったこともあり、値段はやや高価です。
接種した多くの方に注射部位の痛みや腫れが現れますが、これは体内で強い免疫を作ろうとする仕組みが働くためと考えられています。

対象者:50歳以上
効果 :接種してない人の帯状疱疹の発症を100%としたとき、ワクチン接種で6%まで下がります
2ヶ月間隔で2回接種

シングリックス接種後7日間に起こった主な副反応としては、

注射部位の痛み78% 赤み38% 腫れ26%でした。

注射部位以外では、筋肉痛40%、疲労39%、頭痛33%、悪寒24%、発熱18%、胃腸症状13% でした。

副反応の多くは3日以内でおさまりますが、気になる症状があれば医師にご相談ください。

帯状疱疹ワクチン「シングリックス」の接種について

帯状疱疹ワクチン「シングリックス」は2ヶ月あけて2回の接種を行う必要があります。(最大6ヶ月まで間隔をあけてよいとされています。)
接種については自費診療となり、1回あたり22000円(税込)で受け付けています。
ワクチンは取り置きとなりますので接種を希望される方は事前にお電話でご連絡いただくとスムーズです。

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